株式会社にするメリット
株式会社にするメリットはいろいろありますが、ここでは最も大きなメリット3つをご紹介します。
1.税金対策(節税)になる
法人の場合、社長も役員として会社に雇われているとみなしますので、社長に支払う報酬は「経費」として認められます。個人事業の場合は、所得を経費とすることはできませんので、節税対策という面で法人の方が有利です。
また、社長(役員)や従業員に対して、退職金も認められます。
2.社会的信用が高い
なぜ法人の方が個人事業よりも社会的信用が高いと言われるのでしょうか?
これは、法人は会社の情報が法務局に登記され、登記された情報(登記簿)はその会社に全く関係のない第三者が閲覧することが可能だからです。「あの会社は社長は●●で、資本金は●●円あるな」など、誰でも簡単に知ることができます。
会社の情報(登記情報)を公開しているという点で、個人よりも信用度が高いというわけです。
これにより、銀行からお金を借りる際に個人より法人のほうが借り易かったり、、他社との契約を結ぶ際にも、個人より法人の方が契約を結び易かったりします。
あなたの会社に訪れるお客様も、個人より法人の方が、安心して売買したり、サービスを利用したりできるでしょう。
3.有限責任・事業の継続性
個人事業の場合、もし借金などした場合は、その責任は個人が所有する財産にまで及びます。しかし法人の場合は、有限責任といって、自分が出資した金額を限度に責任を負えばよいのです。
個人事業の場合は、事業主の死亡により、相続されない限りは事業は終了になります。しかし法人は、解散や清算をしない限りずっと継続して営業を続けることができます。